セールスコピーライティング普及協会

7)ビジネスオーナー向け 初めてでも安心!セミナー集客の方法と準備リスト【ダウンロード付】

7)ビジネスオーナー向け

初めてでも安心のセミナー集客の方法と準備リスト

セミナーの集客を成功させるためには、入念な準備が必要です。

この記事では、いつもセールスコピーライターとして経営者・起業家のセミナー集客やLP制作をサポートしている立場から、セミナー準備の段階から集客の方法やポイントを解説していきます。セミナー開催が初めての方でも、リストを確認しながら、準備を進められるようにしました。

また、既にセミナーを何度か開催されていて、集客のポイントだけを知りたいという方は、ぜひ「見落としは無いか?」という視点でお読みください

 

セミナーを開催するときに準備すべきこと

  

セミナーを始める前には、開催の目的やターゲットを明確にし、それに合わせて準備をしていきます。その際、セミナーの内容や日程を告知するLP(ランディングページ)も用意するため、セミナーを開催する月の2〜3ヶ月を目安にスタートしましょう

 

1.セミナーの目的やターゲットを明確にする

最初に、開催するセミナーのイメージを具体的に書き出してみましょう。

例えば私が、セールスコピーライティングについて興味を持ってもらうためのセミナーを実施する場合には、下記のようになります。

 ✔️  項目 記入例
  セミナーの内容 セールスコピーライティング入門セミナー
  セミナーの目的

セールスコピーライティングとは何か?技術を習得メリットは?どうやって技術を習得するのか?を伝え、セールスコピーライティングに興味を持ってもらう。興味を持ってもらった方には、個別コンサルティングを販売。

  ターゲット ①副業ライターになりたい会社員やOL
②子育てや介護をしながら在宅で働きたい人
  開催時期 4月中旬から5月中旬
  開催時間 ①週末 ②平日の日中 *1回90分
  開催方法 ZOOM(オンライン)
  申込み LPの申込みフォームに記入いただく
  定員数 1回あたり5名✖️20回 合計100名
  参加費用 5,000円(税込)
  お申込み特典 先着20名様は参加費用3,000円(40%off)
  セミナー参加特典 冊子『セールスコピーライティングのはじめ方』(PDF24ページ)プレゼント

 

◆よろしければ、下記の画像をデスクトップなどに保存し、用紙サイズに合わせてプリントアウトしてご利用ください。

2.セミナーのターゲットに合わせたLP、告知用の画像を用意する

LPの制作をプロに依頼する

次は、集客をしたお客様に読んでもらい、セミナー参加にお申し込みいただくために、内容や日程を告知するLPを用意します。LPとは、特定の商品・サービスに関する集客に特化したWebページのことで、上記のようにターゲットが複数に分かれときは、ターゲットごとに作ります。

予算や時間をかけられれば、セールスコピーライターやデザイナーなど、プロに発注します。一方、予算や時間をかけずに行うときは、自社のワードプレス(WordPress)や、ペライチなどのサービスを利用して自作しましょう。自作する場合でも、お客様が最初に目にするTOPの画像やキャッチコピーについては、プロに依頼するのがおすすめです。

また、この後のセクションで解説する「集客」の広告に使う、告知用の画像も一緒に準備しましょう。私がLPの制作を依頼された場合には、LPのデザイナーにトップページに合わせたデザインで作ってもらうようにしています。

「LPについて詳しく知りたい」という方は、「HPとLPの違いを知ってWeb集客の反応アップ!」をご覧ください。

 

3.その他の準備

その他、セミナー開催に付随する準備をまとめました。

お申込みフォーム

セミナーの申込み方法に合わせて、お客様に情報を入力していただくお申込みフォームを用意します。個人が対象の場合は、お客様のお名前、メールアドレス、企業など法人を対象としたサービスの場合は、社名・部署名・役職などを取得できるようにしたものを設置。一般的には、お申込みと同時に「お申込みありがとうございました」という内容のサンクスメールをお届けするので、メルマガスタンドの仕組みを利用します。

特典

セミナーのお申込みや、参加に対して特典をつける場合には、特典の準備もお忘れなく。

決済方法

セミナーを有料で開催する場合には、決済の方法を検討し準備します。

セミナーの段取り

セミナーで使うスライド等を準備し、当日の受付やオンライン開催のアシストを依頼することなど、セミナー開催をイメージしながら、できるだけ具体的に考えます。

 

集客方法とポイント

既存のお客様と新規のお客様の集客方法を分ける

セミナー開催の準備と並行して、集客方法についても考えます。集客のポイントは、既存のお客様と新規のお客様に分けて考えることです。

例えば、既にメルマガやブログ、SNS(FacebookやLINE等)で今回のセミナー開催のターゲットになりそうなお客様と繋がっている場合、まずはそこから集客することを考えましょう。お客様にとっては、見知らぬ人から買うよりも、既に知っている人から買うほうが安心だからです。

 

既存のお客様の集客

メルマガやブログ、SNSで新たにセミナーを開催することをお伝えします。既存のお客様が興味・関心を持ってくれそうな文言でアプローチしましょう。

その際は「●月●日20時にこのブログで発表するので、ぜひチェックしてくださいね」とか、「●月●日10時より、メルマガ読者の皆様だけに先行受付いたします!」といった文言で、予告して盛り上げるのも効果的。

既に関係性を構築しているため、興味を持てばすぐにお申込みいただけますし、気になることがあれば質問をしてくれます。

また、個別に知り合った方で、興味を持っていただけそうな方がいれば、個別にメールやメッセンジャーで連絡をしてみると喜んでいただけるでしょう。

 

新規のお客様の集客

新規のお客様の場合は、「どうしたらターゲットに届けられるのか?」、「ターゲットはどこにいるのか?」を考えて、集客の方法を検討します。

リスティング広告

予算をかけられるのであれば、GoogleやYahoo!などでのキーワード検索に連動した広告を使います。ターゲットとなる人が、自発的にキーワードで検索しているので、購買意欲の高い人を集客することができます。ただし、セミナーの内容がライバルの多いものであれば、当然のように広告費用が高くなりますし、クリックしてもらえる確率も下がります。

SNS広告

Facebookやインスタグラムを使って、広告を出稿します。既存のお客様のリストがあれば、それに近い人を対象にしたり、性別や年齢・趣味や興味関心事に該当する人だけを対象にしたりして、効率よく広告を表示させることができます。

HPで告知

ホームページをお持ちでしたら、「新着情報」でセミナー開催の情報を掲載。また、ホームページを訪問したお客様にポップアップ表示でセミナー開催をお知らせするなどして、LPへの導線を作りましょう

友人・ビジネス関係者にシェアや告知を依頼する

全く知らない人よりも、「友達の友達」のほうが安心ですよね。「この人が薦めているなら、確かなものに違いない」と、お申込みいただきやすいからです。この人ならと思える友人や、ビジネスで接点のある方に「私のセミナーをご紹介いただけませんか?」とお願いしてみましょう。良いものであると共感してもらえれば、喜んで協力してもらえますよ。

セミナー告知サイトを利用する

「セミナー 告知サイト」で検索をすると、セミナー告知サイトがいくつもあることがわかります。このようなサイトには、何らかの目的を持ってセミナーに参加したい人と、セミナーに集客したい人が集まっているので、告知を掲載するのはもちろんのこと、掲載文章の参考としても利用できます。

”セミナーズ”や”こくちーずプロ”など無料で使えるものから、有料のものまであるので、自社のセミナー内容と相性の良さそうなサイトからお試しください。

まとめ

セミナー開催の準備から集客まで、具体的な準備をイメージすることはできたでしょうか。セミナー開催にかけられる予算が大きければ、セミナーの準備から開催までの全体または一部(LPや特典の制作、集客など)を外注することも含めて、検討しましょう。

なお、実際のセミナーセールスで、クロージング率を高める方法については、当協会の代表・古山正太が主催する「ZOOM説明会マスター講座」がおすすめ!最新の開催情報は、下記のフォーム登録できる、メルマガにてお知らせいたしますので、ぜひ、ご登録ください。

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この記事を書いた人

セールスコピーライター鈴木 恵理

商品・サービスの魅力を発見し、集客に貢献するセールスコピーライター。  大手電機メーカーで、商品の販売促進、直販窓口の運営、コールセンターに寄せられるお客様の声の分析など、マーケティングに13年間携わる。  退職し、結婚。子育てをしていた時期に出会った中小企業の経営者に、集客の相談をされたことを機に、個人事業主として仕事を再開。  時間や人手不足で、商品・サービスの魅力や経営者の想いを発信できていない企業に代わり、『お客様に響く言葉』を探し出し、ターゲットに届く文章を作成。 中小企業や士業、個人事業主の方のSNS発信やHP、カタログ制作で、お客様の集客を支援し「コミュニケーションがとれてきた」「HPからの相談が増えた」など、好評を得る。   “あなたの会社のマーケティング担当者”として、業績アップのご提案をいたします。

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