セールスコピーライティング普及協会

2)セールスコピーの書き方 テンプレートがあっても、売れる文章が書けない3つの理由

2)セールスコピーの書き方

こんにちは。
セールスコピーライティング普及協会 認定ライターの石上です。

今回は
テンプレートがあっても、売れる文章が書けない3つの理由
というテーマでお届けします。

「セールスコピー」「セールスレター」と検索すると
「テンプレート」と出てくるくらい
テンプレートを必要としている人は多いです。

しかし、どれだけ素晴らしいテンプレートがあったとしても
必ずしも売れる文章が書けるとは限りません。

なぜ、テンプレートがあっても、売れる文章は書けないのか?
その原因と対策をお伝えしていきますね!

1.そもそも”言語化”できていないから

テンプレートさえあれば
売れる文章がスラスラ書けるようになる…!
と思い込んでいませんか?

実際、私の周りでも
テンプレートを使って
効率よく文章が書けるようになった人は多いです。

しかし、一方で
「テンプレートがあっても、文章がうまく書けない」
という人も沢山いるんです。

その理由に
「商品・サービスのウリや自分の想いを
 そもそも”言語化”できていない」
ということが挙げられます。 

言語化が苦手、という方は非常に多いです。

言語化が苦手な方は、まずは
自分の思考を文章として書きだす練習をしてみましょう。

私も含め、ライターや作家として活躍中の
友人・知人に聞いてみると
「昔から自分の思考を文章にする習慣があった」
と話しています。

ポイントとしては、うまく書こうとしないこと。

頭の中にある言葉を、
殴り書きでもいいから書きだすこと。

これを繰り返すことで、
だんだん言語化することに慣れてくるはずです。

2.お客様に合わないテンプレートを選んでいるから

「セールスコピー テンプレート」と検索すると
選びきれないくらい沢山のテンプレートが出てきます。

しかし、その中には
あなたのお客様には合わないテンプレートもあるのです。

もともとセールスコピーというのは、アメリカ人の男性が考え出したもの。

それを、たとえば日本人の女性に当てはめようとすると…
当然、考え方や価値観、言葉の受け止め方などが変わるはずです。

”不安な気持ちに共感し、寄り添う”姿勢を好む女性に対して
男性向けの”不安な気持ちを煽る”ようなテンプレートを使ってしまうと
まったく心に響かない文章になってしまいます。

ただ「有名だから」「結果を出したから」ではなく、
本当にあなたのお客様に合ったテンプレートなのか考えて選びましょう。

3.お客様に響く”言葉”がわからないから

売れる文章とは、すなわちお客様に響く文章。

お客様に響く文章は、お客様に響く”言葉”から成り立っています。

では、あなたは
お客様にどんな”言葉”が響くのか、わかっているでしょうか?

「わからない」「自信がない」という方は
すぐにでもお客様に聞いてみてください

お客様に直接「どう言われたら、買いたくなる?」と聞くのも良し。

お客様がよく見ている雑誌やSNSで流行っている言葉を使って
反応を見てみるのも良いでしょう。

まとめ

今回は「テンプレートがあっても、売れる文章が書けない理由」として

1.そもそも”言語化”できていないから

2.お客様に合わないテンプレートを使っているから

3.お客様に響く”言葉”がわからないから

の3つを挙げて解説しました。

テンプレートは、うまく使えば素晴らしい武器になってくれるはずです。

使うときは、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてくださいね。


この記事を書いた人

セールスコピーライター/気象予報士/キャスター石上 沙織

愛知県出身。大学卒業後、NHK岐阜・名古屋放送局にキャスターとして就職。ディレクターも兼務し、計6年で100本以上の番組を制作する。 2013年には気象予報士試験に合格。TBSやフジテレビ、テレビ東京の番組に、気象キャスターとして出演。 また、新聞各社への原稿作成、webコラムの連載執筆など、一貫して「話す」「書く」=「伝える」仕事に携わる。これまで培った「伝える」スキルをビジネスに活かしたいと考え、セールスコピーライターに。 約15年間、メディアの第一線で働くことで鍛えられた「わかりやすい文章スキル」と「リサーチスキル」、クライアントの悩みを引き出す「ヒアリングスキル」が強み。「伝える力がビジネスを変える」をモットーに、集客や売り上げに悩む経営者に寄り添い、サポートしている。

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