2)セールスコピーの書き方 売れる文章の構成や書き方を一度に習得!1日5分でも文章力が上げる方法
こんにちは。
セールスコピーライティング普及協会
認定ライターの菊地郁子です。
SNSが活発に使われるようになり、日々の発信が欠かせない時代になりました。
ビジネスで利用する場合、最終的には集客や売上げにつなげることが目的になるため、やみくもに発信していても時間と労力を無駄にしてしまうことも…。
「もっと効果の出る文章を書くにはどうしたら良いのだろう?」とお悩みの方も多いと思います。
そこで、今回は1日5分でも大丈夫!継続すれば必ず文章力が上がる方法をご紹介します。
ノウハウだけではなく、実践を通じて必ず身につく方法ですので、発信から集客につなげたい方はぜひ本記事を参考にしてください。
成功者の文章を真似る
文章力を上げる一番の近道、それは成功者の文章を真似ることです。
真似るとは、成功者がなぜ上手くいっているのか?その方法や使い方を分析して学ぶことで、パクることとは異なります。
タレントの島田紳介さんは、本格的にデビューする前に売れている漫才を書き起こし、真似しながら独自のスタイルを築いていったそうです。
日本には「守破離」という言葉があるように、まず何かを習得するには成功している型を守ることが大事なのです。
守破離とは
武道などで使われる修行の段階を示した言葉
守は、師の教えを守り型を身につける段階
破は、基本の型に良いものを取り入れ、心技を発展させる段階
離は、独自の新しいものを生み出し確立させる段階
あなたもきっと、これまで型を真似ながら様々なスキルを習得してきたはずです。
女性の場合、ヘアメイクを習得しようと思った時に、雑誌のモデルさんを参考にしたことはないでしょうか?
男性の場合だったら、できる先輩の服装を参考にしたことはないでしょうか?
どちらの場合も、全く同じスタイルにするのではなく、色やブランドを参考にしたと思います。
一人一人顔や体型が違うので、そのまま取り入れても同じ印象にはなりません。ですので、まずは型を真似てから、自分に合うようにアレンジしていきます。
文章も同じで、まずは真似ることからスタートするのが上達の近道です。
写経が文章力を劇的に上げる
文章を真似るのに一番良い方法は「写経」です。
上記の写真は、私が実際に講座受講中に写経したものですが、写経後に文章を分析してコメントを書き加えています。
このように、写経はただ書き写すだけではなく、下記のポイントを意識しながら行います。
- 構成
- 何を伝えたいのか
- つなぎ
- 表現方法
初めは、あまり長い文章は選ばずメルマガやLINE公式などの配信文を写経すると良いでしょう。
やり方は、文章を印刷したものの上にトレーシングペーパーを置き、その上から写経するのが一番効果があると言われています。
実際に文章を書く時は、PCやスマフォで文章を入力することが多いですが、写経の目的は文章力を上げることにあります。
ペンや鉛筆で実際に紙に書くと、句読点の使い方や、改行など細かな表現にも気づくことができ、習得が早いために印刷したものを写経することをオススメします。
反応の出ている文章を見つける方法
では、一体どんな文章を写経するのが効果的なのでしょうか?
それは反応が出ている文章です。
反応が出ている文章を見つける方法を見つけるポイントを3つご紹介しますので、ぜひ今日から写経する文章を探してみてください。
1.SNSで頻繁に見かける広告
セールスコピーを書きたい場合に参考にしたいのが、FacebookやInstagramで頻繁に見かける広告です。
理由は頻繁に広告が出ているということは、それだけ広告費がかけられる広告。すなわち、反応が出ていると考えられるためです。
2.あなたが思わず読んでしまった文章や動画
今は有名人に留まらず、一般の方もSNSの発信が活発です。
多くのファンを集めている方は、ノウハウの質はもちろんのこと、その人ならではの価値観を必ず発信しています。
ですので、あなたが思わず読んでしまった文章にも、価値観の表現があるのではないかと思います。どの部分で心が動いたのか分析してみると、自分が発信する時の表現方法の参考になるはずです。
3.憧れている人の文章
憧れている人から真似たいことは、たくさんあるのではないでしょうか?
もし、その方の著書があれば前書きでも構いませんし、SNSの発信やメルマガでも良いです。その方の文章をぜひ真似ましょう。
憧れの人の文章には、アイデアや伝え方の構成など、学びの宝庫と考えられます。
日々の継続が文章力アップに繋がる
写経は地味な作業に思えるかもしれませんが、効果は絶大です。
私はもともと文章が得意というわけではありませんでしたが、講座受講中から写経を続けていました。
また、当時は子育てをしながらフルタイム勤務という状況だったので、隙間時間を見つけて写経をしていたため、1日5分しかできなかった日もありますが、文章を書くコツを1ヶ月足らずで掴むことができました。
継続することに意味がありますので大事なのは、全て一度にやろうとしないことです。1日に1文だけでも、構成の分析だけでも必ず意味がありますし、ふと目にした心に響く一文を写経するだけでも、大きな気づきが得られることもあります!
書き続けることで必ず身につく!
文章力を上げるためのノウハウはたくさんありますが、身につけるためには書くのが一番です。
そして、まずは成功者の型を真似ることが一番近道です。
その上で、自分らしい表現や想いを乗せていくと、読者の心に響く文章が書けるようになります。
今回ご紹介した「写経」にぜひチャレンジしてみてくださいね!
この記事を書いた人
セールスコピーライター菊地 郁子
1984年埼玉生まれ。 大学卒業後、大手金融機関、教育研修機関で、接客、人材育成、プロモーションを担当。経営者に対し、仕事効率化やスタッフ教育を指導する。 その中で、商品価値や想いを伝えられず、売上げに悩んでいる経営者が多いことに気づく。顧客視点で商品の魅力を言葉にして売上げに繋げられないかとマーケティングとセールスコピーライティングを習得し、2020年1月独立起業。 美容サロンでは商品価値を最大化させ1年で前年比200%の売上げアップを達成。売上げNo.1を記録したスタッフからは「商品の魅力がきちんと言葉で伝えられ、接客に自信が持てるようになった」と指導力の高さに定評がある。 「商品の魅力を顧客の心に響かせる」をコンセプトに、伝え方に悩む経営者に向け、商品の魅力を言語化し売上げアップに導くコンサルティングを行う。