セールスコピーライティング普及協会

2)セールスコピーの書き方 「良いもの」だから売れます・・・ってホント?

リサーチ, 2)セールスコピーの書き方, 3)マーケティング, 4)セールス, 7)ビジネスオーナー向け, LP

こんにちは。
セールスコピーライティング普及協会 
マーケッター/ライターの森です。

突然ですが、

あなたはビジネスをしていて
こんなことを思ったことはありませんか?

など、自分たちの製品やサービスには
自信があるのに、なぜかライバルに勝てない・・・。

もし、そのようなことでお悩みなら
本日の記事は、あなたのビジネスを
飛躍させるヒントになることをお約束します。

ぜひ最後までお付き合いください^^

「良いもの」が売れないワケとは

なぜ、「良いもの」なのに売れないのか?

結論から言います。

お客様が買ってくれないのは
「良さそう」に見えないから!

ん?良さそうとは?

おそらく、あなたの商品は
品質もサービス内容も、他社には
劣ってはいないと思います。

でも、なぜか思うように売れない。

それには理由があります。

ちょっと視点を変えて考えてみてください。

例えば、あなたが市場に行ったとして、
次の写真の中から
一番おいしいリンゴを選ぶとしたら
どれを選びますか?

一番おいしいリンゴですからね!

 

・・・いかがでしょう?

おそらく、真っ赤なリンゴを
選んだのではないでしょうか。
(私も真っ赤なリンゴを選びます)

しかし、それは本当に
一番おいしいリンゴなのでしょうか?

もしからしたら真っ黒なリンゴも
見た目からは想像もできない
おいしいさかもしれませんよね?

そう、本当のところは
食べてみないと
分からないのです。

しかし、

と、私たちはイメージでそのモノの
価値を判断しがちです。

これと消費者行動は全く同じで、
商品を買う人は、自分にとって

何かしらのメリットが「ありそう」だから

商品を購入してくれます。

なので、商品が売れるようになるには
この「良さそう」を伝えることが、
とても重要になってきます。

「良さそう」に魅せる工夫とは?

では実際にどうやって
「良さそう」を伝えていくのか。

それには次のようなポイントを
工夫すると効果があります。

【購入後の未来をみせる】

 

重複しますが、

お客さまが商品を買うのは、買い手にとって
何かしらのメリットがあるからですよね。

そのため、商品の特徴を伝えるのではなく、

商品やサービスを利用した後に
どのような結果を得られるか。

利用したあとにどんな気分になれるのか

ということを伝えることが重要です。

例えば、シミ予防化粧品の訴求を行う場合、

  • 4-メトキシサリチル酸カリウム塩、トラネキサム酸
    が配合されています。

よりも

  • シミが気になるあなたへ
    2種類の美白有効性成分が
    肌の奥へと浸透し真っ白な素肌へ。

など、

お客さまの悩みや不安が解消される、
もしくは理想の自分になれること
イメージしてもらえると効果的。

 

【商品を購入した人の声を載せる】

人は誰しも、無駄なモノにお金を使ったとは
思いたくないもの。

なので、
本当に自分にピッタリの商品なのか
選択が間違っていないだろうか
と慎重になります。

そこで、

購入した人がどんな結果を得られているのか
お客さまが望むような使い方ができるか

など実際の利用者の声を載せると
安心感につながり、
「買っても良さそう」と納得して
商品を購入してくれるようになります。

 

【相手のリスクを取り除く】

他にも「良さそう」と思って
もらう方法はいくつかありますが、
最も強力な方法があります。

それはお試しです。

例えば、

新幹線のお土産売り場などでは
多種多様な商品が並べられていますが
どれを選んでいいか迷う時がありませんか?
(私はいつも迷ってしまいます・・・)

「相手に渡すものなので、
変なものをあげるわけにはいかない。
でも、全部を買うわけにもいかないし。」

そんなニーズに応えてか
大抵のブースはに、試食が置いてありますよね。

お試しが出来ることで、お客さまは
”買ったあとの後悔”を
未然に防げ、
安心して商品を購入できます。

他にもリスクをなくす方法としては、

など相手の購入ハードルを下げることで
最初の一歩を踏み出してもらえます。

「良さそう」を伝える上で一番重要なこと

「良さそう」に魅せるポイントは
ご理解いただけたでしょうか?

最後に、これだけは外さないで
もらいたい点があります。
(見落としがちな、落とし穴でもあります)

それは、
ターゲットは誰か
ということです。

いくら良さそうに見えるように
メッセージを組み立てても、

ターゲットが変わることで
商品の価値も180度変わります。

ターゲットを変えてヒットした事例でいえば、
制汗剤でおなじみのシーブリーズ

昔はマリンスポーツを好む男性に向けて
プロモーションを行っていましたが、売上は低迷。

そこで再度、リサーチを徹底的に行った結果、
ターゲットを高校生へとチェンジ。

好きな人と距離が近くても、臭いが気にならない
と、思春期の感情に寄り添ったプロモーションが
ヒットしV字回復を果たしています。

同じ商品であっても、使う人によって
得ている価値はさまざま。

あなたの商品・サービスを望んでいる方に
価値が伝わるメッセージを届けることが
大切ですね。

とはいっても、
商品の価値を100%相手に伝えるのは
実際には難しいもの。

そんな時はプロの目線を加えて、
メッセージを組み立ててみませんか?

商品を必要な方が、思わず欲しくなる様な
魅せ方をつくり、事業拡大をサポートいたします。

お問い合わせはこちらから!

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【本日のまとめ】

商品の売上をのばすには、
「良さそう」に魅せる必要がある

「良さそう」に魅せる工夫

というように
相手の期待を高めたり、不安を解消することで
購買意識が高くなります。

これだけは外してはいけないポイント

その魅せ方で「ターゲットのお客さま」
注意を引きつけられるか

相手の置かれている環境や立場を考えて
メッセージを伝えられているか

という点が大切になってきますので、
あなたのビジネスにも取り入れてみてください。

最後までご覧いただきまして
誠にありがとうございました。


この記事を書いた人

マーケッター/セールスコピーライター森 勇人

長野県出身、東京都杉並区在中 大日本印刷株式会社に入社し、電通・資生堂などのプロモーションに従事。営業スキルを磨こうとしていた時にマーケティングとコピーライティングに出会い、言葉で人を行動へ導く力に魅了され、スキル習得に没頭。クライアントのプロモーションに応用した結果、年間4億円の売上をつくり事業部表彰を受ける。 個人でのクライアント実績例では、トレーナー養成スクールをプロデュースし、募集開始2ヵ月半で5,000万円の売り上げ、英語コンテンツの継続課金サービスに初月1,000人入会など。さらに事業を伸ばしたい経営者に売上アップの支援や、成約率が上がるウェブサイト制作などを提供。 マーケティングとコピーライティングで売り手と買い手をつなげ、双方が満足する世界を創ることにコミットしている。

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