2)セールスコピーの書き方 誰でも最短×最速で“書ける”ようになる極意
2)セールスコピーの書き方, 6)セールスコピーライター仕事術
こんにちは!
セールスコピーライティング普及協会
認定ライターの植松です。
今回は、文章を書くことが苦手でも
誰でも最短×最速で“書ける”ようになる極意を
ご紹介します。
私は文章を書くことが苦手です
「もともと文章を書くのが得意だったんでしょ?」
セールスコピーライターとして仕事をしていると、
そう言われることがあります。
しかし、私は文章を書くことが苦手です・・・
実際に周りを見渡してみると、
文章を書くのが苦手という
セールスコピーライターさんが結構います。
誰もが文章を書くことが得意だから、
セールスコピーライターになったワケではない
ということですね。
裏を返せば、文章を書くことが苦手な人でも
セールスコピーライターになれる可能性を
秘めているのです!
そもそもセールスコピーライターって?
そもそもセールスコピーライターって、
よく聞くコピーライターとどう違うのかを
サラッと説明すると・・・
セールスコピーライター
=“売れる文章”が書けるコピーライター
コピーライター
=「1文字○円」というような形で
コラムや雑誌の記事などを書く人
のことです。
“売れる文章”が書けるようになると、
1つの原稿を30~50万円、
大きな仕事では数百万以上の
仕事を依頼されるようになります。
仕事の報酬が全然違うのです。
“書けない”壁・・・
話を戻しますね。
私がライティングを始めて間もない頃、
書き方はある程度身につけたはずなのに
まったくと言っていいほど
書けない時期がありました。
書こうとすると
右も左もわからなくなり、
急に頭の中がゼロの状態に
戻ってしまうのです。
(やっぱり文章を書くのが苦手だから、
そんなすぐに書けるようになるはずないか・・・)
そんな風に思いつつも
妙な焦りを感じていました。
その時私がしたことは、
復習やノウハウ本の読書。
もちろんこれらも重要なことですが、
書けない現状をすぐに変えることは
できませんでした。
しかし、この“書けない”壁はある方法で
越えることができたのです!
“書けない”壁を越えるためにした、たった1つのこと
私が“書けない”壁を越えるためにした、
たった1つのこと・・・
それは、写経です。
コピーライティングにおける写経とは、
良いお手本となる広告を書き写すこと。
「そうだ、写経をしよう!」
(どこかで聞いたことあるような・・・笑)
そう思い立ち、
その日からまずは約3ヶ月間
毎日写経をする日々を送りました。
やり方はとってもシンプル!
ただひたすら写すだけです。
メルマガなどの文章は、
ノートに丸写ししていきます。
その時に気をつけたいのが、
改行もお手本通りにすることです。
なので、私は罫線が入ったノートを
愛用しています。
改行が一目瞭然だからです。
書き手は、読みやすさを考慮したり
読者の目を引いたりするために、
意図して改行をしているので、
そこもしっかりお手本通りにすることが大切です。
チラシやランディングページのような
デザインされた媒体の場合は、
トレーシングペーパーを使うと便利です。
色鉛筆などを使って、お手本通り
カラフルに仕上げるのです。
そうすると、記憶に残りやすいです。
これを数日続けていると、
「この一文があると、先を読みたくなるなぁ」
「この言い回しは説得力があるなぁ」
など、わからないなりに
気づくことが多くなりました。
今思い返せば、
”売れる文章”の書き方が
自然と身についていたのです。
そんな生活をしながら、
ある日1通のメルマガを書いてみると・・・
「あれっ!?書けた!!!」
いつの間にか
まったく書けないという状態から
脱することができていたのですヽ(;▽;)ノ
なぜ写経するだけで、“書ける”ようになったのでしょうか?
目と手を使い、時間をかけて書くことで、
自然と書き方が脳にインプットされたことは
間違いないです。
が、それだけではありません!!
一番重要なのは、
写経するお手本を選んだことです。
媒体は何でも構いませんが、
闇雲に写経すれば良い
というワケではありません。
良いお手本を写経することに
意味があるのです。
「でも、良いお手本って
どうやって見つければいいの?」
当然そう思いますよね。
その見つけ方も意外とシンプルです。
・人気商品・サービスの広告
・自分が買った商品・サービスの広告
・頻繁に見る広告
・第一線で活躍する人が薦める広告
・著名セールスコピーライターが書いた広告
など、実際に売れている広告や
買いたいと心を動かされる広告が最適です。
頻繁に見るということは、
なんども広告費をかけて出すほど
お客様の反応が良い=売れている
ということです。
このように、
1からオリジナリティーを出して
書き始めるのではなく、
まずは先人たちが結果を出したモノを
写経(真似)して、
流れや言い回しをカラダに叩き込むことで
“書ける”ようになっていったのです。
ある程度写経に慣れてきたら、
どんな流れで書いているのか
自分なりに分析をしてみると良いですよ!
流れが掴めると、
より一層書きやすくなります。
それから、私は時間を計りながら
写経しています。
時間を計ることで
ダラダラすることがなくなり、
集中力が一気に高まるので
おすすめです!
思いがけない副産物
写経のおかげで、
思いがけない副産物がありました。
先日とある経営者さまから
連絡がありました。
「たくさん写経していると聞いて・・・」
なんと!!!仕事依頼だったのです。
まさか写経のおかげで
お仕事をいただける日が来るとは
思いもしませんでした。
恐るべし、写経の威力!
写経のススメ
正直なところ写経って
時間がかかるし、
地味な作業だし、
ちょっと面倒だし、
遠回りに思えるかもしれません。
しかし、私は時間がない人こそ
写経をした方が良いと思っています。
それは、どんな勉強よりも
圧倒的に早く、確実に書けるようになるからです。
これが、文章を書くことが苦手でも
誰でも最短×最速で“書ける”ようになる極意です。
あなたもぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
認定講師/
薬機法専門コンサルタント・セールスコピーライター
植松朗代
この記事を書いた人
認定講師/薬機法専門コンサルタント/ライター植松 朗代
薬機法・景品表示法・健康増進法を守りながら、訴求力を落とさずに商品の売上アップ・イメージアップを実現するセースルコピーライターとして活動を開始。 これまでの美容系コンテンツ記事執筆、人気コラムニストのアシスタント経験などを活かし、女性ゴコロをくすぐる広告表現を得意とする。 現在では、日本で唯一、薬機法専門コピーライター養成講座を主宰するB&H Promoter's監修のAmazon書籍『薬機法コピーライターが実践している法律を守りながら売上げを上げる表現のコツ(仮)』の編集者として名を連ね、日本有数の薬機法専門コンサルタントとして活動の場を広げている。 広告に関する不安を1つずつ丁寧に取り除き、“知らなかった”では済まされない法令違反を回避しながら、商品の魅力を100%伝えることを目標に掲げている。