セールスコピーライティング普及協会

6)セールスコピーライター仕事術 ライター初心者必見!こんなライターは絶対に嫌われる

6)セールスコピーライター仕事術

これからライターとして副業や在宅ワークを始めようとされている方も増えているのではないでしょうか?

ライター業務は今や誰でもできる仕事です。

実際、クラウドワークスなどをみると、金額を問わなければ素人でも案件はゴロゴロ転がっています。

 

ただし、その収入で生活できるかどうかはまた別です。はっきり言えば、多くのライターは一度仕事を貰ったきりで、その後の仕事に繋がっていません。

安い案件をひたすら続け、最終的には疲弊してライター業を廃業してしまうことも珍しいことではないのです。

「単発の仕事が多く、収入が安定しない」「2回目の仕事の依頼がない」など、フリーランスのライターをしているとよく聞く話です。

 

なぜ、彼らは安定した仕事の依頼をもらえないのでしょうか?

なぜ、一生懸命ライティングをしているのに、クライアントに嫌われるのでしょうか?

 

もちろん、「成果」や「結果」が出ないということもあります。

こればっかりは努力し技術を磨くしかありませんが、多くの発注者が感じる困った初心者ライターには共通点があります。

そこで、筆者がみた「嫌われる初心者コピーライター」の共通点をあげてみます。

 

これさえ守れば、初心者ライター、技術のないライターであっても最初の一歩は踏み出せるはずです!

 

締め切りを守れない

ライターは締め切りありきの仕事です。

ところが、「締め切りを守れない人」は一定数います。

 

それがどういう影響を与えるか、まずは考えてみてください。

web記事だった場合、サイト掲載が遅れ全体スケジュールに変更が生じます。

チラシ等だった場合、デザイナーへの提出が遅れ、印刷予定日が遅れ、チラシ配布日が遅れます。スケジュールの遅れは季節ものキャンペーンがあった場合など台無しです。

信用が一気にガタ落ちし、たとえ結果が出ても「あの人のせいで結構大変な仕事になっちゃった!」などという評価しか得られないこともあります。

 

納期はクオリティの一部です。

特に経験値が高くない初心者ライターの場合、肝に命じるべきでしょう。

 

コピペをする

大学卒業論文のコピー&ペースト問題が話題になったこともありました。

意外に思うかもしれませんが、ライターを名乗る方のはずにも関わらず、コピペを行うライターは一定数いらっしゃいます。

本当に困ったライターです。

(個人的にはコピペマンにはライターを名乗って欲しくないくらいです)

 

特に長文のSEO記事などを書くときに、他のサイトから容易にコピペを行うなど、わからないと思っているのでしょうか。もちろん同じ題材で物事を書く場合、どうしても似通った表現になることがあるのは承知しています。

ですが、文章そのものが一字一句同じことはあり得ません。

ご自身のライティングを行えないのであればライターではありません

 

ちなみにコピペをチェックするフリーサイトもありますので、ディレクターさんたちはちゃんとわかってますよ、あなたのコピペ。

 

参考:無料コピペチェックサイト▶︎▶︎

CopyContentDetector

こぴらん

 

気が利かない

お仕事としてお付き合いするならば、やはり気がきく人というのは仕事をしたくなります。

初心者ライターとして気が利くかどうかは意外と基本的な下記のようなところです。

かなり初歩的なことです。

よくあるちょっとした面倒な点にMicrosoft officeを利用していないことなども挙げられます。

openofficeなどの利用も問題はありませんが、せめて提出の際には互換し、docxファイル形式で送るなり、内容が崩れている可能性を考えPDF変換も添付するなどの配慮が必要です。

取引先にもよりますが、相手先の会社のほとんどがMicrosoft officeを使用しているのであれば、それに従う方が良いでしょう。

 

最近ではGoogle spreadsheetなどで共有しながら仕事を進めることもあります。

もしもOffice softをどうしても入れたくない場合などは、最初から提案することも必要です。

 

取引先が面倒だと感じたら、2度目の発注は難しいです。

なぜなら今はライター志望者がゴマンといる時代であることを忘れないでください。

 

文章を書くことしかできない

ライターだから文章を書くだけが仕事であると勘違いされていることがあります。

クライアントは何を求めてあなたに文章を書いて欲しいと思っているのでしょうか。

 

それは、結果・効果です。

得たい効果があるから、お金を出してあなたに文章の執筆を依頼しているのです。

得たい結果とは売り上げであったり、閲覧数アップであったり、申込者アップだったりその案件によって異なります。しかし、得たい結果がないクライアントはいません。

では、あなたの文章はその得たい結果に対しマッチしているでしょうか

ライティングの基本であるターゲットを設定し、どんなルートで、どんな文章を作るのか、マーケティングに基づく文章が書けなければなりません。

結果自体は出してみないとわかりませんが、少なくとも制作物に対する納得いく説明ができる文章が書けなければ、いくら美しい日本語文章を使ったライティングができても、クライアントは納得しないでしょう。

 

リサーチが甘い

経験がなくても、リサーチはできます。

ターゲットとなる人物はどんな人物で、どういう志向があるのか、アンケートやヒアリングを徹底的に行いましょう。アンケートが難しくてもインターネットや書籍等、調べることだけは誰でも可能です。

 

ところが初心者ライターの方ほどリサーチを怠る傾向にあります。その結果、根拠不足の表面的な制作物が出来上がるのです。経験がないなら、足と知恵を絞り納得いくまで調べ上げる姿勢こそ、クライアントからの評価に繋がります。

 

誤字が多い

プロのライターを名乗るのであれば誤字脱字は信用問題です。誤字脱字がある文章を提出することで、「この文章は校正されていないな」と判断されます。

副業であっても、初めての案件であっても、お金をもらう以上はプロのライターです。それをチェックするとなると、クライアント側にも負担が増えます。

最低限のプロ意識がなければ、次回の仕事にはなりません。

 

請求書を出さない

偶にあるのですが、提出いただいた文章に対し指導を入れると請求書を出さないライターです。

ご本人の言い分としては「ここまで指導いただいてしまったので、プロとしてお金をもらうわけにはいきません」という謙虚な姿勢のつもりかもしれませんが、発注者側のクライアントからすると困りものです。

もちろんコピペなどを行い、お金を払うレベルにない仕事をした場合には支払いたくもありませんが、建設的な意見を述べて指導を加えたつもりであれば、今後を期待してのことです。

「そんなつもりじゃないのに…」とクライアントが思ってしまうと、今後指摘したり、書き直しをしてもらうことが怖くなります。クライアントだって、ライターをタダで働かせるブラック企業になりたいわけではないので…。

謙虚であることは大切なことではありますし、お金をもらっても良いのだろうかと疑問を持つことは悪いことではありません。ですが、そこでご指導いただいたことは次に活かすことを約束し、いただいたお金を糧に次の頑張りをすれば良いのです。

 

最初は誰でも初心者ライター。誠実な対応こそが大切

初心者ライターが大切にすべきは、社会人としての常識、仕事への姿勢です。実際、ここに挙げた項目は全て誰でも努力すればできることばかりです。

そもそもクライアントは、初心者ライターであるあなたに仕事をすることから、技術的に極めて高度なものを求めているわけではありません。(あなたの営業の仕方次第ですが)

なので、初心者ライターの一歩として、あなたにできることは誠実な対応と地道な努力を繰り返す姿勢です。

リピートしていただいた結果、試行錯誤しながらあなたのスキルは上がるに違いありません。

 

せっかく歩もうと決めたライターへの道を、小さなミスや不誠実な対応で失わないようにしたいものですね。

 

追伸:

もしもあなたが技術的にもっともっと向上し、細かいことに囚われなくても高単価で売れるライターになりたいのであれば、当協会の門を叩いてみるのもアリかもしれませんね。


この記事を書いた人

協会 事務局

セコピ